「情報技術館 #4 ― クラウドの部品を組み合わせる」で、ブログはファイル置き場にHTMLファイルを置くだけで公開できると紹介しました。
でも「ファイルを置くだけで公開される」と聞いて、本当にそれだけ?と思った人もいるはずです。今回は「インターネットに公開される」とは具体的に何が起きることなのかを体験します。
公開される前と後の違い
自分のパソコンにHTMLファイルを作っただけでは、自分しか見られません。そのファイルを「インターネットに公開する」と、世界中の誰でもブラウザから見られるようになります。
この違いは、たった一つの条件で決まります。「インターネットにつながっていて、誰からの要求にも応じるコンピュータにファイルが置いてあるかどうか」です。
体験1 ― 自分のパソコンとインターネットの違い
下のシミュレーションでは、HTMLファイルが「自分のパソコン」に置いてある状態と、「インターネット上のファイル置き場」に置いてある状態を切り替えられます。それぞれの状態で、別の人がアクセスしたらどうなるか試してください。
ファイルの置き場所:
体験2 ― ファイルを置くだけで公開される
ファイルをインターネット上のファイル置き場にアップロードする。この操作だけで「公開」が完了します。ドメイン名(サイトの住所)はサービスが自動でつけてくれるので、ファイルを置くだけでURLが生まれます。
体験3 ― 自分でドメイン名を決める
自動でつくドメイン名は長くて覚えにくいものが多いです。自分で好きな名前を決めることもできます。ドメイン名を変えるだけで、URLの見た目がガラッと変わります。
体験4 ― 誰かがページを開いたとき、何が起きるか
利用者がブラウザにURLを入力すると、裏側でいくつかのことが順番に起きます。ボタンを1回押すごとに1段階進みます。
体験5 ― 削除すると見えなくなる
公開の逆も確認しておきます。ファイル置き場からファイルを削除すると、そのURLにアクセスしても何も表示されなくなります。公開も非公開も「ファイルがあるかないか」だけで決まります。
まとめ
- 「インターネットに公開する」とは、誰でもアクセスできるコンピュータにファイルを置くことである
- 自分のパソコンにファイルがあるだけでは、自分しか見られない
- URLは「ドメイン名 + ファイルの場所」で決まる。ドメインとファイルを用意すれば自分だけのURLが作れる
- ファイルをアップロードした瞬間に公開、削除すれば非公開になる