はじめての板芸 #1 ― 道具を用意する

この記事を開いてくださり、ありがとうございます。「はじめての板芸(はんげい)」は、キーボードを打って何かをつくる趣味を、道具の用意から順番に紹介していくシリーズです。パソコンが得意な人も、苦手な人も、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

1. 板芸ってなに?

編み物や刺繍は、もともと服を作るための仕事でした。工場が生地を大量に作るようになってから、手編みや手刺繍は仕事の場を離れ、趣味として今も残っています。

似たことが、いま別の場所でも起きています。ホームページやアプリを作るコードは、これまで職業として書く人のものでした。AIに指示するだけでコードが出てくるようになり、コードを書く作業自体は、仕事の看板を外れつつあります。

そこで今回は、手芸ではなく、キーボード(板)を打つ「板芸(はんげい)」として、楽しんでいただければと思っています!

このシリーズでは、自分だけのホームページ――簡単な自己紹介ページを、1から作れるようになるところまでを目指します。#1では、そのための道具をそろえます。

2. そろえるもの

編み物なら毛糸と編み棒、料理なら鍋とコンロが必要です。板芸に必要なものは、次の2つだけです。

道具

  • 文字を書き込むためのソフト(テキストエディタ)
  • 書いたものを表示するためのソフト(ブラウザ)

ブラウザはSafariやGoogle Chromeなど、普段ネットを見るときに使っているものがそのまま使えます。新しく用意するのはテキストエディタだけです。

3. テキストエディタを用意する

Windowsパソコンなら「メモ帳」が最初から入っています。Macの場合は「CotEditor」という無料アプリをApp Storeからインストールします。

Windows ― メモ帳を確認する

  1. 画面左下の検索窓に「メモ帳」と入力する
  2. 表示された「メモ帳」を選んで開く
  3. 白い画面が出れば準備OK
  4. そのまま閉じる。「保存しますか?」と聞かれたら「保存しない」を選ぶ

Mac ― CotEditorをインストールする

  1. App Store を開く
  2. 検索窓に「CotEditor」と入力する
  3. 「CotEditor」を見つけたら「入手」を押してインストールする
  4. インストールが終わったら開いてみる
  5. 白い画面が出れば準備OK。そのまま閉じる

4. 作業フォルダを作る

編み物をするとき、毛糸や道具をひとまとめにする作業かごを用意しますよね。板芸でも同じように、材料を置いておく場所を1つ決めます。

Windows の場合

  1. デスクトップ(パソコンを開いたときに最初に見える画面)の何もない場所を右クリックする
  2. 「新規作成」→「フォルダー」を選ぶ
  3. 名前を「hangei」など、好きな半角英数字に変える

Mac の場合

  1. デスクトップの何もない場所を右クリック(またはトラックパッドを2本指タップ)する
  2. 「新規フォルダ」を選ぶ
  3. 名前を「hangei」など、好きな半角英数字に変える

ここに、これから作るファイルを1つずつ置いていきます。作業かごが1つ決まっていれば、後で見返すときも迷いません。

5. まとめ

  • 板芸(はんげい)は、キーボードを打ってコードを書く趣味のこと
  • 必要な道具はテキストエディタとブラウザの2つだけ。ブラウザは今使っているものでいい
  • テキストエディタは、Windowsなら「メモ帳」、Macなら「CotEditor」(App Storeから無料)で始められる
  • デスクトップに作業フォルダを1つ作り、材料の置き場所を決める

次の一歩

次回は、このフォルダの中に最初のファイルを作り、ブラウザで開いて文字を表示させます。いよいよ板芸の第一歩です!
はじめての板芸 #2 ― 最初のファイルを作る →